無償版のNetlifyでは日本のエッジサーバーを使えないらしいので、Firebase Hostingを試してみることにしました。
設定
実際に設定していきます。
Firebaseのプロジェクト作成
- GoogleアカウントでFirebaseへログインします。
- 「プロジェクトを作成」を押します。
- 任意の名前を入力し「続行」を押します。
- Googleアナリティクスを有効化するか聞かれるので好きな方を選んで「続行」を押します。(この記事では有効化しています。)
- 地域を聞かれるので「日本」を選択し「プロジェクトを作成」を押します。
- 設定が完了したら「続行」を押すとプロジェクトの作成が完了します。
プロジェクト側の設定
firebase-toolsを追加します。
yarn global add firebase-tools
Firebaseへログインします。ブラウザが立ち上が流のでGoogleアカウントでログインし、要求された権限を許可します。
プロジェクトの初期設定を行います。以下のコマンドを実行すると設定のための質問が表示されます。
今回はすでに作ったサイトの移行でしたので、以下の通り設定しました。
Hosting: Configure and deploy Firebase Hosting sites
↓
Use an existing project
↓
(上の方で作成したプロジェクト名)
↓
何も入力せずにEnter(デフォルト値のpublic)
↓
N(index.htmlへのリライトは行わない)
↓
N(既存のpublic/index.htmlを上書きしない)
デプロイ
yarn run build
firebase deploy
ドメイン設定
- Firebaseのプロジェクトトップを開きます。
- 左側のメニューから「開発」→「Hosting」を選択します。
- 「カスタムドメインを追加」を押します。
- ドメイン名を入力して「次へ」を押します。
- TXTレコードをドメインに設定するよう指示が出るので、DNS上で設定します。
- 「所有権を証明」を押します。
- Aレコードを2つ登録するように指示が出るのでDNS上で設定します。NetlifyへのAlIASレコードは削除しておきます。
- 「www.ドメイン名も追加しますか?」と聞かれるのでついでに登録しておきます。
- こちらは「www.ドメイン名をドメイン名にリダイレクトする」にチェックを入れて「次へ」を押します。
- Aレコードを2つ登録するように指示が出るのでDNS上で設定します。(多分7.と同じIPです。)
- ドメイン横のステータスが保留中になっていることを確認して就寝します。